兼松接骨院 味美白山院 (春日井市 味美白山町) 「帰り道 笑顔になれる 接骨院」 の日記
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椎間板ヘルニアについて
2022.01.29
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寒い日が続いております。今は1年の中でも最も寒い時期ですね。
ぎっくり腰や、寝違いも急増します。痛みを放置すると椎間板ヘルニアに悪化する場合があります。
というわけで、椎間板ヘルニアについて書きたいと思います。
実は僕も腰椎椎間板ヘルニアを経験してます。
この経験があり、この道を選んだと言っても過言ではありません。僕の専門分野です。
腰椎椎間板ヘルニアを経験した事がある人なら分かると思いますが、夜も痛みで目が覚め、朝ベッドから起きる事も出来ず、靴下を履く事も出来ず・・・とにかく痛い゚゜゜゜゜゜゜(゜´Д`゚゜゜゜゜゜゜)゜
椎間板ヘルニアとは何か、背骨と背骨の間に挟まれている若い人ならこんにゃく位の硬さです。20代後半から徐々に水分が減り、固くなり始め、20代~40代で一番多く発症します。
転んで尻餅を着いたり、重いものを持ったりして腰椎に大きな負荷がかかると、シュークリームからカスタードが飛び出すように、髄核と言われるものが飛び出し神経(神経根)に触ります。
完全に髄核が飛び出したものを脱出型。その手前が膨隆型といいます。。
※写真は脱出型のMRI。脱出型はMRIで黒く映ります。
ここからが深い話(脱出型編)・・・ネットに載っていない!
椎間板から急に飛び出した髄核を、身体が異物が侵入したという反応をしてしまいます。
この異物を身体から排除しようと免疫細胞が総攻撃をします。
これをサイトカインと言い、強い炎症反応が起こります。痛み止めもあまり効きません。
だいたい2週間くらいその反応が落ち着くまでは冷や汗ダラダラ。今まで経験したことのない痛みで自分は大きな病気?と思ってしまいます。
ですが、徐々に強い炎症は落ち着き、飛び出した髄核もマクロファージという細胞が掃除してくれます。
ただし完全に吸収されるまで姿勢によっては神経に触り、しびれ、鈍痛が出ます。
そこで、僕の椎間板ヘルニアに対するリハビリですが、超音波治療器がかなり効果的でした。そして痛みが和らいだらストレッチとウォーキング、
それとやっぱり腹筋を鍛えたいですね。腹筋が弱ると反り腰になってしまい、ヘルニアが神経に触り痛みが取れません。
少し痛みはあっても、できる範囲で始めて下さい!!
と言うのも、1ヶ月以上痛みをかばい何もしないとどんどん筋力低下が進み、筋力のアンバランスなどが出来てしまい、痛みがなかなか取れない原因を作ってしまいます。
半年、1年以上も痛みが取れないのは初めにリハビリをしなかったためだと思います。治療を始めるタイミング重要です!!
経験した人しか分からない痛み。なかなか理解してもらえない痛み。一緒に治して行きましょう。
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