兼松接骨院 味美白山院 (春日井市 味美白山町) 「帰り道 笑顔になれる 接骨院」 の日記
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肩甲骨について
2012.07.03
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肩甲骨といえばジャッキーチェンを思い出してしまうのは僕だけでしょうか?
子供の頃見た映画で、肩の奥にエイリアンでもいるかの様な動きが脳裏に焼き付いています。
本題に入ります。最近テレビや雑誌でも「肩甲骨エクササイズ」といった、肩甲骨を取り上げた話題を耳にします。
肩こりに良い、ダイエットに良い・・・何故でしょう?
肩甲骨には沢山の筋肉が付着してます。その中でも肩甲骨の上には僧帽筋、下に広背筋、前に小胸筋。これらの筋肉のバランスや柔軟性の欠如で肩こりになりやすいと言われています。
とくに広背筋は重いものを持つ時に働く強く大きな筋肉で、肩甲骨と骨盤をつなぎ、腰痛も引き起こします。(ゴリラのオスの背中を想像してください)
広背筋が肩甲骨を下に引っ張り、僧帽筋に余計に負担が掛ります。
これらの筋肉を動かす(ストレッチする)のに肩甲骨の動きが重要になるわけです。
その肩甲骨ですが、腕を水平に(90度)挙げた位置ではまだ動きません。水平から上に挙げていくと初めて動き始めます。(肩甲上腕リズム)
でも、社会人になりパソコンでの仕事が増えた方、一日のうちで水平以上に腕を挙げる事がどれくらいあるでしょうか?
車の運転、料理、パソコン・・・腕を高く挙げなくても一日過ぎてしまう事も。
ジャッキーチェンのように動かす必要はありませんが、一日のうちに何度かは、高く大きく腕を挙げたり広げたりして肩甲骨を動かしてみませんか?
ただし、頭痛を伴うような肩の張りが強い方は一度ご来院下さい。
長くなってしまったので、次回「五十肩の原因、予防」について書きたいと思います。